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出口のない
走って 走って 
あなたに駆け寄ろうとするわたし
そのわたしを追いかけるわたし
待って 待って いかないで
やめなさいよ みっともない
わたしひとりじゃ何もできない
誰かに弱音を吐こうなど許さない
どうして逃げちゃいけないの?
どうして縋り付こうとするの?
もう、ひとりでいるのは
これ以上、誰かに寄り掛かるのは

        」

逃げるのも 捕まえるのも、わたし
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白い手
嘘で汚れた両手見下ろして
まだ足掻くのかい、なんて
感情のない独り言
もうすぐよごれる
ぜんぶよごれちゃうんだろう
かなしむのはだあれ?
前に進む度
必要なものが零れ落ちるよ
無に染まる
そのまま消えてしまえばいい

私はただ
貴方の温もりを偽善だと嘲笑うことしかできないの
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あしあと
どうすればいいんだろう
嘘も真実もあちこちに咲き乱れて
僕を惑わせる
吐き出した声は 風に攫われて
夜も月も振り向かない

首輪なんてつけて
どうするつもり?
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霞んで、落ちた
お仕事がんばってるのね
もう随分会っていないけど
少しは変わったのかしら
愚かな私 疎ましい貴方
人魚の涙が真珠に変わる前に
鏡の中じゃ触れられない
沈む前にもういちど
ねぇ、わたし

きれいになったよ
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あなたのもとへ、あとすこし
ねぇクラウン
どうして人間は
こんなにも哀れな生き物なのかしら
死を拒絶し
醜く生にしがみつく
美化された花だけを咲かし
都合の悪い花は枯らしてしまう
どれだけ嘘で固められた花が
美しく咲けども
土に還れば皆同じだというのに
みんな、みんな。必死
どうしてそんなに必死なの?
そんなにこわいの?
余計なモノが多すぎる
それでも、摘まれる蕾は変わらない

かなしい、かなしいね
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